参考にしたい志望動機例文集
皮膚科の志望動機は例文を参考に
皮膚科への転職を目指す看護師ならば、求人に応募するにあたって自分なりの志望動機を持っておく必要があります。最終的には自分の言葉で志望動機を表現する必要がありますが、参考になるのが志望動機の例文です。皮膚科経験がある人とない人では、志望動機の内容が大きく異なります。例えば、皮膚科経験がある人ならば、「なぜ皮膚科看護師の仕事がしたいのか」ということではなく「なぜ別の皮膚科で看護師の仕事がしたいのか」という部分を強調する必要があります。皮膚科経験がまったくない人ならば、皮膚科に関心を持った理由を具体的なエピソードを交えて説明することもできるでしょう。例えば、家族の皮膚トラブルに悩んだ経験から皮膚科を志望するようになった人もいますし、皮膚トラブルが社会問題となったことがきっかけで皮膚科に関心を持った人もいます。
志望動機の例文その1
看護師だった母の影響で私も看護師を目指すようになりました。これまで総合病院で4年間看護師として働いてきましたが、美容皮膚科を目指すためエステティシャンの資格を取得するなど、転職の準備を進めてまいりました。かねてからスキンケアに高い関心があり、美容クリニックで様々な施術を試してまいりました。施術を受ける患者としての立場を経験し、美容皮膚科の看護師として働きたいと考えるようになり志望いたしました。
志望動機の例文その2
大学卒業後から5年間急性期病棟で看護師として働いてきました。多くの患者と接する中で、患者ともっとじっくり向き合える仕事ができる環境で働きたい気持ちが高まっていきました。看護師として美容の分野に携わりたいと考えたのは、お亡くなりになった患者にメイクをさせていただいた経験がきっかけでした。看護師と美容にあまり接点を感じていませんでしたが、看護師だからこそできる美容の仕事があることに気づきました。患者ひとりひとりの悩みや不安に寄り添い、患者の意思を最大限に尊重した提案を心がける貴院の方針に深く共感し志望しました。
志望動機の例文その3
大学卒業後、外資系ホテルのスタッフとして2年間働いておりました。お客様の中にはホテル滞在中に体調を崩される方も多く、急を要する事態に対処しなければならないことも数多くありました。そのような経験から徐々に看護の仕事に強い興味を持つようになり、思いきってホテルの仕事を辞めて看護学校に入学しました。卒業後は看護師として3年間総合病院で働きました。もともとスキンケアが趣味ということもあり、皮膚科看護師の仕事には高い関心があります。今までに皮膚科看護師としての経験はありませんが、必要な知識やスキルをできるだけ早く身につけられるよう努力し、貴院のお役に立ちたいと思っております。
皮膚科看護師になりたい
ワークライフバランスがとりやすい
美容皮膚科で働くメリットは、ワークライフバランスがとりやすいことです。一般的な看護師には日勤と夜勤があり、急な残業が発生することもありますが、美容皮膚科の看護師の仕事には夜勤や残業がありません。業務はスケジュールに沿ったもので、救急患者や重症患者に対処する必要もありません。美容皮膚科はサービス業なので、利便性を重視して立地を良くしている施設が多いのも特徴的です。駅の近くのクリニックであれば通勤時間の短縮にもなります。
重視されるのは志望動機
皮膚科看護師の転職成功の秘訣は、志望動機をしっかりとまとめるところにあります。ただ単に転職したいという希望ではなく、皮膚科で働きたい意思を強く明確に示せるだけの志望動機を考えましょう。転職を考えるようになったきっかけはネガティブなものかもしれませんが、視点を変えればポジティブなものに言いかえることができます。よくある志望動機の例文は参考になりますが、丸写しのような内容にならないよう注意しましょう。
